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車を売る前に車買取相場表を利用する

 
そろそろ自分の車を売る時期が近づいてきて、いよいよ車を下取りに出すか、買い取ってもらいたいというときに、いったい自分の車がどれくらいの査定額になるのだろうかということは、心の準備として知っておきたいという方は多いだろうと思います。

車査定相場表

しかし、いま愛車を実際に査定したときに提示される額にかぎりなく近いという、満足感をえられる「車買取相場表」というものは存在しない、といってもよいでしょう。それは、実際に査定をしてもらえばわかることですが、10社で査定してもらえば、10通りの査定額が提示されるからです。それも、かなりの値幅をもって示されることからも理解してもらえると思います。

それでも、車を売る前にその査定額を調べるのに、それなりの「車買取相場表」もしくは「車査定相場表」があると便利です。中古車の価格は、想像するのも難しいものがあるからです。しかも、同一年度の同一車種でありながら「一物一価」と言われるように、1台1台査定額が違います。
中古車の買取相場表というのは、あくまでも査定額の “あたり” をつけるものだ
というふうに認識しておきましょう。


いまわが国には、いろいろな中古車の査定相場表がありますが、それはいま2つの系統に分けることができます。一つは、車下取りの場合の査定相場表であり、もう一つは、車買取の場合の査定相場表です。

ここで下取りの場合と車買取の場合を分けて考えるというのは、これは明らかに車下取り相場と車買取相場では、その金額が大きく違っているからです。むろん、下取り価格のほうは、買取価格ほどの査定金額が提示されることは、ほとんどないと言ってもよいでしょう。その差額は、買取方法の如何によって、さらに大きくなる傾向がありますが、それについては、後段で紹介していきます。

それではまず、車下取りの査定相場表から見ていくことにしましょう。代表的なものは次のサイトです。しかし、このサイトも「下取り参考価格」であることをご承知おきください。すなわち、価格はあくまでも、実際に査定をしてもらうまえの、“あたり”をつけられる程度のものであるということです。

車下取り相場表


上記の車査定表は、あくまでも下取りの「参考価格」です。参考価格ですので、集客のため実際の下取り査定価格よりも、かなり高く表示される傾向があります。

では次に、車買取の査定相場表を見ていくことにしましょう。ここでは、かなり具体的な査定金額が提示されるサービスを紹介しましょう。それは、カービューの提供する「みんから」の買取・査定相場一覧表です。ある程度の参考価格にはなるでしょう。

瞬間車査定と車買取相場表


 

車買取相場表で調べたら、次は査定をしてみましょう!

 
あなたの愛車の査定相場は如何でしたか? 思ったより査定額は低かったでしょうか、それとも思った以上でしたか? あなたの愛車の査定額の本番はこれからです。

   いまわが国では、車を売る方法として、3つの方法があります。すなわち、

  1. ディーラーによる下取り
  2. 買取専門店による買取
  3. インターネットによる一括査定

わが国に自動車が普及し始めてしばらくのあいだは、愛車を売るのに「下取り」ということが当然のごとく行われ、あまりこれに疑問を抱くような人は多くありませんでした。それがまた世の中の常識のように思われた時代でもありました。

いうまでもなく、「車の下取り」とは、あらたに購入するクルマの代金の一部に充てるものとして、今乗っている愛車をディーラーに引き渡すことです。

車下取り相場表

しかし、1990年代から中古車買取業者が現れてくるようになると、少しづつ「車の買取」というものが利用されるようになってきました。「買取」のほうが「下取り」より、かなり査定金額が高いということが知られるようになってきたからです。

この「下取り」と「買取」という、車を売る2つの形態が並走する時代が、しばらくはつづくと思われましたが、これはわずか10年ほどで終わります。インターネット革命が浸透してきて、車を売る方法にも2000年代になって、まったく新しいシステムが導入されることになったからです。

これが「車の一括査定」です。この背景には、一つの買取店による「買取」よりも、複数の買取店に査定額を競わせたほうが、より高額査定が見込まれるということがあります。実際、「一括査定」を利用したほうが、より高く車を売ることがわかると、年々その利用者は増えていきました。
しかも、この「車の一括査定」は、それまでなら、自分で納得できる最高額で愛車を売却しようと思えば、何店舗も時間と労力をかけて廻らなければならなかったものが、一瞬にして複数の車買取店に見積もり査定を依頼でき、しかもその査定額が競合していることを買取店に認識させることができるので、より高額の査定額を自動的に導き出せる画期的なものでした。

愛車売却の歴史的変遷
〜1980年代 「下取りオンリー」の時代
1990年代 「下取り + 買取専門店」の時代
2000年〜 「下取り + 買取専門店 + 一括査定」の時代
 

車を売るのは、どの一括査定を利用する?

 
 車の下取り相場表で調べてみて予想以上の低価格にガッカリした人も、みんからの中古車買取査定相場表で少し安心できた方も、一息ついて心の整理ができたら車の一括査定にチャレンジしてみましょう。上記の下取りや買取相場より、どれだけ高く査定されるかたしかめてみましょう!
 使い方は、とても簡単です。いまわが国を代表する次の5つの一括査定サービスのなかから、お好みの、または気に入ったサービスを、利用してみましょう!

代表的な5つの一括査定サービス

 ナビクル車査定

 

簡単車買取相場表

ナビクル車査定は、株式会社エイチームライフデザインが運営しています。車の一括査定サイトシェアNo.1 今すぐネットで愛車の買取価格をチェック「ナビクル」。簡単な車情報の入力だけで、最大10社に一括で見積もり!! ボタン一つであなたの中古車の最高額が分かります!高額査定をしてくれる会社を探して走り回る時代はもう終わり。車を高く売りたいのならネットで一括比較です!

 カーセンサーの簡単ネット車査定

 

カーセンサーの車買取相場表

カーセンサーの一括査定は、株式会社リクルートが運営しています。全国からたくさんの優良買取店が参加しており参加社数はNo.1と言われています。したがって、多くの地域で他の一括査定サービスよりもたくさんの見積りを取ることができます。またシステム上、買取店の表示順も自宅から近い順になっており、さらにサービス内容やコメントも掲載されていて、とても使いやすいものになっています。

 カービューの愛車無料一括査定

 

カービューの車査定相場表

株式会社カービューの愛車一括査定は、わが国における一括査定の草分けともいうべき存在です。1995年頃になると「インターネット革命」という言葉が、広まり始めました。それ以来、車の一括査定をシステム化する試みが色々されるなか、 カービューは2000年にサービスを開始しました。開始当初のシステムは、画期的な便利さと高額査定で大きな支持を集め、利用者は390万人を突破しています。

 ズバット車買取比較

 

ズバット車買取査定相場表

ズバット買取比較は株式会社ウェブクルーが運営しています。150社のなかから最大10社に一括査定できます。実際の査定価格の例がいくつか表示されているので、車の一括査定が、どういうものかイメージがわくかもしれません。ズバット車買取比較には、マスコミでよく目にする有名業者から、地域密着型の業者まで、154社の車買取業者が参加。利用者も累計60万人以上の実績があります。
 

車査定!一括査定サービスの上手な使い方

 
車の一括査定は、どのように利用したらよいか?
ナビクルの一括査定システムを勧めているのは、システムの使いやすさです。さらに、全国でたくさんの優良買取店が参加していて多くの地域で他の一括査定サービスよりもたくさんの見積り査定を取れる可能性も高いものがります。

しかし、ナビクルは全国でたくさんの優良買取店が参加していると言っても、すべての地域で最も多くの買取店が参加しているわけではありません。

ですので、ここに掲げた4つのサービスのなかで、どれがいちばんすぐれているのか簡単に言えるものではありません。したがって、ここに掲げた4つの一括査定サービスは、わが国には他にもたくさんの一括査定サービスがあるなかで、とくに人気の高い評判のよいものばかりを集めてあるので、どれを使っても安心して査定を受けることができます。

☆   ☆   ☆


基本的に、より高額査定を導き出すために一括査定を利用するのですから、査定見積りをしてくれる企業が4〜5社ほどあったほうがよいと思われます。地域によっては、8社、9社と表示されるところがあると思いますが、この中からどれを選ぶか?自宅から近いところから選ぶ、あるいは自分が聞いたことがある買取店から選ぶ、など適当でよいです。

もちろん8社、9社と車査定見積もりをしてもらってもかまいません。それは、あくまでも概算の見積り査定額なので、そのなかから実際に査定してもらう買取店を絞り込んでいけばよいだけです。なので当初は、できるだけ多くの見積り査定を依頼するとよいでしょう。

反対に、1つの車一括査定サービスだけでは、1社〜3社しか表示されないという地域であれば、2つの車一括査定サービスに申し込んでみましょう。

どのように自宅で車の査定をしてもらうのか?
車の査定を申し込んだあとメールか電話で連絡が来て、複数の買取業者に自宅に来てもらい現物の車を見て、本当の買取査定額を決定することになりますが、来てもらう時間帯をどうするか?

通常は、同じ日に30分程づつ時間をずらして来てもらうことになると思います。しかし、同じ日の同じ時間帯に全部の買取業者に来てもらうのが時間が節約できて、いちばん楽かもしれません。そこは、あなたのお好み次第です。

業者同士が鉢合わせするのは、いかがなものかと思われるかもしれませんが、もともと一括査定の場合は見積りが競合することは業者も織り込み済みで、お互い顔見知りの場合もありますから、気にする必要はありません。

また、自宅に来てもらうのは不都合という場合もあるかと思いますが、そのときは、あなたが業者に出向いて査定してもらうことにすればよく、一括査定を申し込んでからの訪問となるので、飛び込みで行く場合と違って、うざうざと喋らなくても高い査定金額が期待できます。

ただ、高額査定を引き出すためにうざうざ喋らなくてもよいといっても、自宅の場合でも買取り店に出向いた場合でも、査定士さんのほうから話しかけてくることがあります。「希望買取額は、いくらくらいですか?」「他社は、いくらの査定額でしたか?」「いくらくらいの買取額だったらお売りになりますか?」「ここで、いますぐ売ることを決断してもらえれば、即決礼金として査定額に10万円上乗せすることができます」etc.

これらに対しては、いづれも応えないで適当に返答しておきましょう。低い金額を応えれば低い査定額しか出てきませんし、あまりに高い金額を応えれば全く無知なのだと思われて、かえって高額査定に誘導することができないからです。こちらから言うとすれば「全社の査定額をいただいてから、じゅうぶん検討して、連絡します」くらいでよいでしょう。
車の一括査定を受ける時に何が必要か?
絶対に必要なものは車検証自賠責保険証明書だけです。あとは「点検記録簿」と愛車を新車で購入した場合であれば「新車保証書」があるとなおよいでしょう。

つまり、車検証と自賠責保険証明書さえあれば査定を受けられるということです。
それでは車の査定相場表やお試し買取価格より、どれだけ高く査定してくれるか、一括査定にチャレンジしてみましょう!