MENU

車査定の直前に行うとよいもの

 
車査定を行うとき、少しでも査定額を上げるにはどうしたらよいか?
簡単なことばかりなのでぜひトライしてみてください。

1.洗車をしておきましょう
これは、もっとも初歩的なものです。でも、洗車しないほうが、小キズなどわからないから車の査定に有利だなどと、くれぐれも思わないでください。洗車したほうが、かえって査定に有利だったかもしれない、と思ったらこれはもう目も当てられない状態ですよ。
車の査定とは、正々堂々と自分の車の状態を見てもらうものだ、という信念の持ち主の方なら、言われるまでもなく査定まえに洗車していただけるものと思います。
でも、なかには理屈を言う人がたまにはいるんです。「汚れているというだけで査定額に影響があるような査定をするほうがおかしい!」なんてね。こういう人には、もう好きなようにしてください、というほかありません。
理屈では、汚れているというだけでは査定額に影響があってはいけませんが、査定をする人は人間ですから。なので、ぞんざいに乗ってきたという印象を与えない、つまり大事に乗ってきたクルマなんだという印象を与えれば、微妙な箇所で有利に判定されることがないとも言い切れないですから。
ただ、査定する日が、雨の日とか夕方とかで、洗車してないほうが、査定が有利になる場合もあるとも言われていますから、洗車については一応実施しておくという程度でよいと考える人もいます。ただ、やはり、車の査定は、正々堂々と自分の愛車の状態を見てもらうものだ、という信念の動かない人方は、必ず車査定まえには洗車をしておきましょう。

2.車内の清掃・整理整頓をしておきましょう
車査定のまえには、ボディの洗車と同時に、車内の清掃・整理もきちんとしておきましょう。それから忘れていけないのは、トランクルームの整理整頓です。これをしておくと査定時の好印象につながるかもしれません。あくまでも「かも」ですよ。

車査定

3.整備記録簿・保証書の有無を確認しておく
整備記録簿には、これまで実施してきた点検・整備の内容が記録されています。また、メーカー保証を受けるためには保証書が必要です。この整備記録簿や保証書があれば、中古車販売店にとって、より売りやすくなるということになりますから、これらの書類がそろっているということは高額査定を引き出す要因になるそうです。もちろん、買取店によって違いはあるでしょうけれど。また、もしメーターを交換している場合は、整備記録簿または保証書に、交換時の走行距離が記録され確認印が押印されているでしょうから、マイナス査定の要因とはなりませんが、記録がないと走行距離が確かであっても「走行距離不明車」になり、間違いなく大きなマイナス要因になるでしょう。

4.純正品を用意する
もしあなたが、社外品のマフラーやスプリングに交換していた場合、保管しておいた純正品を用意します。また、現在スタッドレスタイヤを装着している場合、純正タイヤを用意してください。また逆に、純正タイヤを装着している場合、外しているスタッドレスタイヤを用意しましょう。

5.小さなキズを修理しましょう
もしボディに小さなキズがあるなら、コンパウンド入りのワックスなどで修理しておきます。でも、どうしても面倒だと思う人には強くすすめませんが。大きなキズや凹みは、費用をかけて修理はしないほうがよいです。なぜなら、必ずと言っていいほど、修理代以上に査定額がアップすることはありませんから。
それから、まれに、ボディについたキズや凹みを隠すために、シールやステッカーを貼ってある場合がありますが、簡単に剥がせるなら、はがしておいたほうが好印象を得られるでしょう。

6.事故歴や故障を隠さない
つい、隠したい気分になるのが事故歴や故障がある場合です。これは素人考えでも、査定額に大きな差が出ると感じるので、これを正直に自分から言いたい人は稀かもしれませんが、これは正直に告げておいたほうがよいです。とくに事故歴はマイナス査定をくらうので隠したい気になるのはわかりますが、査定をする人はプロですから、ほとんどの場合、事故歴はバレてしまうと思ったほうがよいでしょう。
プロは事故車かどうかを判定する、独自のポイントをいくつも持っています。自分で知っている事故歴や故障は、事前に査定士に伝えましょう。おそらくは、正確な情報を伝えたほうが、結果的に高額査定を引き出すことになるのではないでしょうか。これは、あくまでも確率と良心の問題ですかね?

以上、車査定を行うとき、少しでも査定額を上げるにはどうしたらよいか、という観点から簡単に述べさせてもらいました。