事故車

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事故車の査定

 

近年では、たとえ事故による走行不能車であっても、買取る業者が現れています。その背景には、自動車の海外輸出ルートの確立と、自動車部品だけを流通させる市場が出来上がたことにあります。

 

ただし、中古車買取業者としては、事故によって走行不能に陥っているなど、明確な事故車に問題はありませんが、事故後に修理を行った事故車の見極めはとても重要になります。

 

中古車買取業者としては、査定のプロとして事故歴を見逃すわけにはいかない、プライドが掛かっています。一般に、事故等による修理歴の基本概念は、車体部に骨格等の損傷があること、それに伴って部品交換や補強が行われたケースです。

事故車

中古車を取り扱う業者の売買市場では、事故車をユーザーに不当に売りつける悪徳業者の排除を目的として、事故車表示を明記することが自動車公正取引協議会によって決められています。

 

ただし、所有する自動車を売却するユーザー側にとっては、査定時に事故歴の申告義務はありません。しかし、万が一中古車買取業者から事故歴について問われた時は、正直に返答をしなければ詐欺行為として訴えられる可能性もあります。

 

一般に、中古車買取業者が事故車の見極める手法として、まずはフロント部分の入念なチックが行われます。これは事故の大半がフロント部分の衝突による破損に結びついており、側面の衝突による破損は1割程度にしか及びません。事故によって交換される部品も、フロントのバンパーであったりボンネットが中心となります。