車のメンテナンス記録
車は、テレビや他の家電製品よりも、メンテナンスがとても重要だといわれています。消耗品も多く使われているので、定期的な交換とチェックが必要になるのです。
車検や点検、大きな修理のような場合には記録が残されることが多いのですが、エンジンオイル交換などは、車体に張られるシールや、お店の証明書だけで済まされてしまうこともあります。
いざ、売却時に一通りチェックをされると、シールが貼られているのを見れば、メンテナンスの履歴は分かりますが、どのようなことを細かく行ったのかまでは分かりません。
そこで、必要になってくるのがお店から、あるいはディーラーから出されるメンテナンス記録などの用紙です。メンテナンス記録の用紙には、どのようなものを使い、処置をしたかが詳細に書かれています。
この履歴を見ることで、お店側はどのようにこの車を大切にしてきているかが詳細に分かるようになっているのです。
メンテナンスがすべてではありませんが、長い間大切に乗ってこられた車は、それなりに答えを出してくれることも多く、中古車売却の査定要素として大切なひとつとされています。
その他にも、車体を美しく保つポリマー加工や、車内の抗菌加工など、細かいところに気を配っている車は、長い年数乗っていると、その見た目に差が出てきます。売却前にいきなり一生懸命きれいにしても大きな査定額の差にはなりません。
大切なのは、乗り始めの頃から少しずつコツコツと進めていき、その記録はしっかりと残しておくことです。